ゼミ生の論文

主な卒業論文テーマ

  • モーリス・ベジャール-死をめぐる思想と作品の特性-
  • 公共の劇場が担う「芸術教育」の役割-世田谷パブリックシアターを事例として-
  • 創り上げられた身体文化-日本舞踊とバレエの比較-
  • ビデオダンス『FINE LINE』における身体と動き
  • 舞踊作品創作における即興の役割とその可能性 -ピナ・バウシュとトリシャ・ブラウンの作品創作を通して-
  • 大野一雄の「ことば」と作品世界
  • 舞踊の動きにおける習得と言葉かけ
  • 舞踊作品における創作の観点-作品『colony-群像-』の創作過程を通して-
  • 『白鳥の湖』の再解釈に関する研究-ジョン・ノイマイヤー(John Neumier 1942-)『幻想~「白鳥の湖」にように』を中心に-
  • インドコンテンポラリーダンスにみられる古典舞踊の要素-作品『PURUSHARTHA』におけるバラタナティアムの動きに着目して-
  • 舞踊における評価-ローザンヌ国際バレエ・コンクールの審査を通して-
  • 舞踊における空間-異なる舞台空間の比較を通して-
  • 身体表現における感情と動きの関係性:加速度に着目した基礎研究
  • ダンス学習におけるジェンダーとその意識
  • 雑誌『幼児の教育』における「唱歌遊戯」(大正4年から昭和19年)-土川五郎の作品を中心に

卒論作成に向けて

3年次後期

  • ゼミでの論文および文献講読
  • 卒論に向けての文献、資料収集

4年次

  • 4月~6月  各自の研究テーマの絞り込み
    先行研究の検討と研究目的に合わせた研究方法の検討 
  • 7月~9月  研究方法を決定し、実際に研究計画を遂行する
            実験や調査研究ではデータの分析、考察 
  • 10月~12月上旬  論文執筆

 研究とは、問題意識から課題を設定し、その課題はどのように明らかにされるべきかという方法を考え、その方法を用いてデータを収集し、分析・考察することを通して結論を導き出すことです。まずは、自分の興味から問題意識を見つけましょう。

主な修士論文テーマ

  • 舞踊上演における衣装と身体 -マース・カニングハム作品『シナリオ』(1997)に着目して-
  • ダンスが育む表現する身体
  • ビデオダンス(videodance)研究-舞踊に対する新たな価値-
  • 映像化がもたらす舞踊作品の可能性
  • ローランプティ《若者と死》(1946)-表象化された「死」と「生」の象徴「若者」-
  • 「キンダーブック」に見られる身体表現-付録「ツバメノオウチ」(1932-1937・1950-1956)を中心に-
  • 幼児のリトミックにおける創造的な身体表現
  • 舞踊作品分析に関する研究

参考書リスト

  • S・K・ランガー(大久保直幹ほか訳)「感情と形式Ⅰ.Ⅱ」太陽選書.
  • 市川雅「舞踊のコスモロジー」勁草書房.
  • 市川雅「ダンスの20世紀」新書館.
  • 神澤和夫「20世紀の舞踊」未来社.
  • 神澤和夫「21世紀の舞踊論」大修館.
  • S.K.ランガー著・池上保太・矢野萬理訳(1967)「芸術とは何か」岩波書店.
  • S.K.Langer (1957)Problems of Art. Charles Scribner’s Sons. New York.
  • S.K. ランガー著・大久保直幹ら訳(1970)「感情と形式Ⅰ.Ⅱ」太陽選書.
  • ハーバート・リード著・滝口修造訳(1966)「芸術の意味」みすず書房.
  • ランドルフ・R・コーネリアス著・斎藤勇訳(1999)「感情の科学」誠信書房.
  • Eleanor Metheny (1968) Movement and Meaning. McGraw-Hill Book Company. New York.
  • David Best (1974) Expression in & the Arts. Lepus Books. London.
  • Margaret N.H’Doubler(1921)A Manual of Dancing.Madison.Wisconsin
  • Janice Ross(2000)Moving Lessons.The University of Wisconsin Press.
  • John M.Wilson, Thomas K.Hagood, Mary A.Brennan(2006)Margaret H’Doubler. Cambria Press. New York.
  • Margaret N.H’Doubler (1985,renewed) Dance A Creative Art Experience. The University of Wisconsin Press.
  • マーガレット N.ドゥブラー著・松本千代栄訳(1974)「舞踊学原論」大修館書店.東京.
  • Rudolf Laban(1980,4th ed.)The Mastery of Movement.Northcote House.Plymouth.
  • Valerie Preston-Dunlop(1980,2nd ed.)A Handbook of Dance in Education. Macdonald & Evans Ltd. London and New York.
  • V・プレストン著・松本千代栄訳(1976)「モダンダンスのシステム」大修館書店.東京.
  • 神澤和夫(1990)「20世紀の舞踊」未来社.東京.
  • 神澤和夫(1996)「21世紀への舞踊」大修館書店.東京.
  • ルース・マレイ著・松本千代栄ら訳(1974)「ダンス学習法」大修館書店.東京.
  • John Martin(1965)The Modern Dance. Dance Horizons. New York.
  • Judith Lynne Hanna(1987) To Dance is Human. The University of Chicago Press. Chicago and London.
  • Maxine Sheets-Johnstone (1980) The Phenomenology of Dance. Books for Libraries A Division of Arno Press. New York.
  • 舞踊文化と教育研究の会編(2010)「松本千代栄撰集第2期研究編1舞踊教育学領域」明治図書.東京
  • 舞踊文化と教育研究の会編(2010)「松本千代栄撰集第2期研究編2舞踊運動学領域」明治図書.東京
  • 舞踊文化と教育研究の会編(2010)「松本千代栄撰集第2期研究編3舞踊教育史・比較舞踊学領域」明治図書.東京
  • 松本千代栄(1987)「メディアで語る 第5章身体で表現する」株式会社ぎょうせい